前回「留学先でドイツ人女性から「今日、私を利用したの?」と言われて猛烈に悩んだ話」で打ち明けましたが、噂をすればなんとやら。
先日、その前の記事でヒロインになっていたドイツ人女性が関西に遊びに来ました。
記事を見て韓国から飛んできてくれたのでしょうか……(笑)
僕たちは、まだまだ干からびるほどの炎天下のもと、大阪・神戸を5日間歩き回りました。
観光名所巡りやグルメ探索はもちろんのことですが、関西を数回訪れたことのある彼女との観光は一味違ったものになりました。
ややオタク気味である彼女とは、フィギュア探しや、僕も聞いたことのないような古いマンガを探しに中古本屋さんをハシゴしたり……。
彼女の5日間の滞在は、あっという間に過ぎていきました。
そして、リムジンバス乗り場で彼女を見送り家路に向かっている時のことでした。
僕はふとこう思ったのです。
「留学前に比べて楽しいこと増えたな。なんか自分変わったんかな?」……なんて。
赤く染まりはじめた夕焼けを眺めながら、一人バスの中で感傷に浸っていました。
でも実は「なんか変わったのかな?」って感じるのは、最近にはじまったことでもない気がします。
1年間韓国で生活して日本に帰国した時、家族、友達、みんなに口をそろえて言われました。
「しゅう(僕の名前です)って、めっちゃ変わったよね(良い意味で)」って。
たしかに、前と比べてもっと明るくなったし、積極的になったし、心の底から楽しいなって思うことが多くなった気がします。
1年間の海外生活が、僕の中の変化に関係しているのはきっと間違いありません。
変化というよりは
「大学に入り興味本位で外国語を勉強しはじめてから、自分の中に新しいものが芽生えはじめた」
というのが正しいかもしれません。
外国語を勉強していると、新しいことに挑戦にして、新しい人に出会い、自分の価値観だけでなく人生まで変えることができます。
今回は語学で人生が変わった一人として、英語と韓国語を学んだおかげで得られた3つのことを紹介したいと思います。
1. 海外のテレビ番組を字幕なしで観ていたら、子どもが欲しくなった
日本では一人暮らしをしている僕ですが、自炊するアパートにテレビがありません。
実は、留学から帰ってきたタイミングで実家に持って帰りました。
「えーっ。一人暮らしなのに、テレビなしで寂しくないの?」と思われた方もいるかもしれませんが、全く問題ありません。
というのも、地上波のテレビを観なくなったからです。
最近はすべてパソコンで済ませています。
僕は英語と韓国語がある程度のレベルになってから、海外のドラマやバラエティ番組にハマりました。
字幕なしで観れるようになると、楽しめるコンテンツも随分も広がります。
僕はコメディ系が好きなので、少し古いですが英語のドラマだと『Friends』や『How I Met Your Mother』がとても好きです。
韓国のバラエティー番組だど『The Return of Superman』がお気に入りです。
何となく番組の紹介文を見ていると、この言葉に一気に惹かれてしまったのです。
48時間ママなしでパパが子育てにチャレンジする大人気バラエティ!
子どもたちの愛嬌にメロメロになる人続出中!
どうです? 惹かれないですか?
日本語字幕もいいですが、思いもよらない子どもたちの会話や行動を直接理解できると笑いが止まりません (笑)
前までハイハイしていたけど、いつの間にか言葉も話すようになって、大きくなった姿を見
ていると「子どもめっちゃかわいい……ほしいな (笑)」なんて思ったこともあります。
癒しがほしい方、外国語学習に使いたい方、パソコンしかない方、なんか面白い番組ないかなと思っている方、ぜひお試しください!
2. 旅行の幅が広がり、世界中に友達ができた
イロドリでインターンをはじめ、記事の中で「インバウンドが、海外が、留学が」とか言っている僕ですが、留学するまでは海外に一度しか行ったことがありませんでした。
大学1年生の時、高校の友達と2人で韓国に旅行したのが初めての海外旅行でした。
まだ、韓国語も習いたてで、海外旅行にまだ慣れていない僕たちは、ツアーで申し込み、ガイドまでついていました (笑)
綺麗なホテルに泊まり、貸し切りの車で移動し、ガイドさんのオススメの(お店から紹介手数料がもらえるであろう)レストランに連れて行ってもらい……といった旅行でした。
当時はそれだけで、もちろん楽しかったです。
でも、英語と韓国語が使えるようになってからの海外旅行は違いました。
まずは、航空券を自力で探し出すところからはじまります。
そして宿泊はホテルよりも、ゲストハウスやAirbnbで現地の人の家に泊まらせてらもうことが多くなりました。
他の宿泊者との交流は、旅行中の大きな楽しみのひとつです。
グルメや観光スポットもSNSを駆使したり、ゲストハウスのスタッフに尋ねながら決めます。
こうすることで、ガイドブックには載っていないようなローカルなものに出会えたりします。
移動手段だって電車、バス、タクシー、Uber(現地の人に車で送ってもらえるサービス)などをフル活用です。
なんか、ワクワクしてきませんか?
そうなんです。一見、不安でめんどくさそうにも見えるこの旅行。
ほんとは、120倍楽しく、お財布にも優しいんです。
そして、旅行先で出会って仲良くなった友達とは、旅の後も連絡を取り合い、タイミングが合えばその友達の国を訪れてなんてこともあります。
なんだか書いている自分までワクワクしてきました。
近いうちにまたどこか行きたいですね(笑)
3. 語学をはじめて生活範囲が、数万キロ広がり……。そして、自分自身まで変わっていた。
英語と韓国語をきっかけに、海外旅行が趣味になり、外国人の友達が増えて、好きなテレビ番組まで変わった僕ですが、自分自身も変わりました。
大学入学当初、田舎からやってきて勉強をすることしか知らなかった僕の生活範囲は、下宿、学校、図書館で大体完結していました。
大学の友達はというと授業で会うくらいで、行っても学食。
一緒にどこかに遊びに出かけるなんてありませんでした。
僕自身も「別に友達がいないわけでもないし、友達付き合いにたくさん時間使っても仕方ないし。まあ、人生ってこんなもんやろ」とか思ってました。
だけど実際は、学校と図書館を行き来するだけの生活なんてつまらなかったし、寂しかったです。
でも、こんな僕にも転機が訪れます。
留学中のある日、僕がデンマーク人の友達とコーヒーを飲みに行っていた時のことです。
僕は日本での生活がどれだけつまらないか自慢気に語っていました。
すると、そんな僕の話を黙ったまま聞き終えた友達がたった一言、こう言ったのです。
「しゅう、楽しいことって自分で作るもんよ」と。
僕は、ハッとさせられました。
さすが、世界一幸せと言われているデンマーク人です。
僕はそれ以来、積極的に「楽しいこと作り」に励むようになりました。
帰国後、下宿の周辺でしか生息していなかった僕は、友達と約束を作って出かけたり、長期休暇には海外に旅行に行ったり。
日本での生活がつまらないなって悲観するかわりに、楽しいなって思えることを自分で作りはじめたのです。
一見すごく簡単に聞こえるかもしれません。でも、殻にこもっているときには案外気づかないものです。
そして、これがほんとに僕の生活・人柄まで変えるものになりました。
語学をするのは何のため?
みなさんが外国語を学ぼうと思ったきっかけは何ですか?
趣味、留学準備、国際恋愛、就活、キャリアアップ……動機はさまざまだと思います。
でも、もしかすると、勉強は進んでるけど「楽しいですか?」と聞かれると、素直に「はい」と言えないという人もいらっしゃるのではないでしょうか。
もしかしたら「語学は一人でやってつまらないし、なかなか上手くならないし、諦めようかな」なんて悩んでいる人が少なくないかもしれません。
僕もその一人でした。
部屋に教科書が積み重なっていくだけで、上達せず、諦めかけた時期もありました。
でも今は違います。語学が楽しすぎてたまりません。親しくなった外国人の友達と頻繁に連絡を取り合い、気づいたら外国語で独り言をつぶやいています。
要は、試験で高得点を取るためだけの語学から抜け出せたということです。
人間やっぱり飽きるのが早いです。面白くないことなんてしたくないし、長続きしません。
語学試験の勉強に煮詰まったら、国際交流に参加するのはどうでしょうか?
伸び悩んだら、ダメもとでも海外ドラマやバラエティ番組に挑戦するのだってアリです。
そうしたら語学の楽しさにどっぷり浸かって、勉強がどんどん捗ります。
勉強以外にも、国際交流で友達が増えるし、海外番組を観ていて新しい発見があるかもしれません。
「語学が人を変える」
僕はこの感覚を一人でも多くの方々に味わっていただきたいと思っています。
ワクワクしてきたそこのあなた! ぜひ今日から試してみてください。
見違えるような自分に出会えるチャンスです。
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