Airbnb（エアビーアンドビー）は、世界中のユニークな宿泊施設をネットや携帯やタブレットで掲載・発見・予約できる信頼性の高いコミュニティー・マーケットプレイスです。
日本ではまだ認知度が高いとは言えないサービスですが海外ではとても有名で、既に世界191カ国で展開しており、企業価値はなんと2兆円以上と言われています。
※2015年7月時点
Airbnbというサービスを簡単に説明すると世界中の「宿泊したい人（ゲスト）」と「宿泊場所を提供する人（ホスト）」をマッチングするサービスで、個人が簡単に空き部屋を宿泊施設として掲載することができます。
ユニークな宿泊施設がたくさん！
Airbnbは「191ヶ国のお家に泊まってユニークな旅に出よう」のコンセプトにもあるように、アパートや一軒家だけでなく、ヴィラやボート、そして灯台やお城までもが宿泊施設として提供されているんです！
日本でもAirbnb Japan共催のイベントで「さっぽろ雪まつりでかまくらに泊まろう！」や「湘南T-SITE（TSUTAYA）で本に囲まれて泊まろう！」などユニークな宿泊場所が提供されていたり、世界遺産の高野山の宿坊三宝院も泊まれてしまうなど、Airbnbを利用することで普通では体験できないユニークな旅行体験ができるのが大きな特徴です。
「Airbnbを使った楽しい旅行をしてみたいけどどうしたら良いの？」という疑問をお持ちの方はぜひこちらの動画をご覧ください。
Airbnbはブラジルワールドカップとリオ五輪の救世主!?
2014年に開催されたブラジルワールドカップ。
サッカー日本代表は残念な結果となってしまいましたが、世界的なサッカーイベントは大きく盛り上がり大成功となりました。
しかし、実はこのイベントの成功の影にAirbnbの貢献があったことをあなたはご存知でしょうか？
ワールドカップの開催前にテレビや新聞でも「競技場の建設が遅れている」「ストライキが起きて作業が進まない」などの報道を見られた方も多いかと思います。
実はこの時にホテルなどの宿泊施設の建設も大幅に遅れていたのです。
そこで思いついたのが、Airbnbを活用して既に存在するブラジル国民の家を宿泊施設に変えてしまうという方法です。
その方法であれば建設費も必要ありませんし、負の遺産が残ることもありません。
そして、ブラジル政府とAirbnbの見事な連携により、海外からワールドカップを見に来られた60万人のうち、実に20%、12万人もの人たちがAirbnbを利用して宿泊したのです。
それと同時にAirbnbはブラジル国内で最大の宿泊施設となりました。
この成功を受けてブラジル政府は2016年に開催されるリオ五輪でもAirbnbを最大限活用することを決定しました。
なんとAirbnbはリオ五輪の公式サプライヤーとなったのです。
個人宅の宿泊仲介・エアビーアンドビー（Airbnb）がオリンピック公式サプライヤーに、2016年リオデジャネイロで宿泊2万軒を準備
この様にAirbnbは単なる個人間の宿泊マッチングサービスという枠を超え、社会的意義の大きなサービスとなりつつあります。
そしてリオ五輪から4年後…次の五輪開催地はどこでしょう？
そう、東京です。
ちなみに、日本政府は東京オリンピックが開催される2020年までに訪日外国人観光客数を年間3,000万人（2014年は年間1,300万人）まで増やすという目標を掲げています。
日本が観光立国を目指す上で、Airbnbは無くてはならないサービスになる日も近いかもしれません。
Airbnbが人気の理由って？
ではなぜAirbnbがこれほど注目され、そして利用者からの支持を得ているのでしょうか？
それは「旅行の原点」にヒントがあります。
旅行の醍醐味はやはり「その時その場所でしか味わうことができない体験」です。
もちろん旅行会社から提供された決められた日程、決められた観光ルート、決められた料理、決められた宿泊施設での旅行も安心で楽しいですが、せっかくの旅行なのだから「地元の人と交流したい」「地元の人の生活習慣を覗いてみたい」「地元の人がお薦めするお店や場所に行ってみたい」と思ったことはないでしょうか？
まさにそれが世界中の人々がAirbnbに惹きつけられている理由なのです。
なのでAirbnbを利用するゲストの多くは人との交流が好きな人たちばかりです。
あなたもAirbnbを活用して旅行の際にはユニークな旅行体験を、そして空き部屋を活用して国際交流してみませんか？
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