Airbnb(エアビーアンドビー)は今日本でも大きな注目を集めているサービスですが、「見ず知らずの外国人が宿泊料を支払って自分の家に泊まる」と聞くと一気に不安になりませんか?
ご安心ください。そう思うのが普通ですので(笑)
ですが、これらの不安が緩和されるような仕組みをAirbnbが提供してくれています。
そこで、Airbnbでホストをはじめる前に誰もが抱く4つの不安と、それをAirbnbがどの様にサポートしているのかをご紹介したいと思います。
不安その1: 見ず知らずの人を自分の家に泊めても安全なの?
これが最も不安に感じることだと思います。
もちろん「まったく心配しなくて大丈夫です」とは言えませんが、Airbnbでは不安を限りなく小さくする3つの仕組みを用意してくれています。
1. プロフィール情報
Airbnbに登録するとゲスト、ホストに関係なく自分のプロフィール情報を掲載することができます。
顔写真や名前、出身校や使用できる言語などの情報が設定できますが、中でも一番重要なのが「自己紹介文」です。
ここに自分の趣味や職業など人柄が分かるような紹介文を書くことで他のユーザーからあなたの人となりを知ってもらうことができます。
それと同様にゲストがあなたに宿泊リクエストを申請して来たら、その人のプロフィール情報を見てみましょう。
写真や自己紹介文を見てどんな雰囲気の人なのかを確認したり、趣味嗜好が近いかどうかチェックしましょう。
※Airbnbは顔写真を推奨しているため多くのユーザーが顔写真を掲載しています。
2. レビュー情報
「レビュー」と聞くと食べログや楽天の様なレビューをイメージするかもしれません。
それらのサービスのレビューはユーザーがお店に対して一方的にレビューを書くという方式ですが、Airbnbはホストがゲストに、そしてゲストがホストに対してレビューを書くことができる相互レビューという仕組みになっています。
なので、そのゲストが過去に他の家に泊まった際にホストから書かれたレビューを見ることができるので、ちゃんとマナーを守ってくれるゲストかどうかなどをチェックすることができます。
また、もし相手方に迷惑の掛かる行為をしてしまい、悪いレビューを書かれてしまうと、それが全世界のAirbnbユーザーに公開されてしまうことになります。
それもあり、ホストもゲストもお互いに相手を思いやって利用しようという意識が働く仕組みになっているのです。
3. ID認証
ID認証とは、ユーザー同士がより信頼し合あえるように用意されたとても重要な機能です。
これはユーザーがAirbnbに個人を特定できる情報を提供することで「認証」を得るというものです。
認証が完了するとあなたのプロフィールページにこのようなマークが表示され、それを見た他のユーザーからの安心と信頼に繋がります。
※個人情報が他のユーザーから勝手に見られるということはありませんのでご安心ください。
なお、「認証」の方法は大きく分けて3つあります。
1. パスポートを写真撮影しAirbnbに提出(「オフライン認証」と言います)
2. Facebook、Google、LinkedInなどの「個人を特定できる」SNSアカウントとの連携(「オンライン認証」と言います)
3. プロフィールに顔写真をアップロードし、電話番号とメールアドレスを入力
※SNSアカウントとの連携をした際に「Airbnbをはじめました」などの投稿が勝手にされることはありませんのでご安心ください。
これらの認証が完了するとこのようにプロフィールページに各認証が完了している旨が表示されます。
※繰り返しになりますが、個人情報が他のユーザーから勝手に見られるということはありませんのでご安心ください。
いかがでしょうか?
これを見れば「電話番号やメールアドレス、パスポートやSNSアカウントなど、多くの情報をAirbnbに提出している安心できそうなユーザー」ということが分かり、判断材料の1つにできるようになっています。
Airbnbの根底はお互いの信頼と信用で成り立っています。
なので、ホストでもゲストでも相手のことを考え、これらの認証は必ず完了するようにしてください。
なお、ID認証について詳しく知りたいという方はこちらをご覧ください。
不安その2: 宿泊者の人に直接お金を請求するのは気まずいんだけど…。
Airbnbの仕組みでも説明しましたが、泊まりに来たゲストにあなたが直接お金を請求する必要はありません。
お金はすべてAirbnbが管理してくれているので安心です。
少しだけお金の流れを細かく説明すると、
ゲスト・・・宿泊予約成立時に料金を支払います。(例え3ヶ月後の宿泊予約でも宿泊予約成立時に事前決済)
ホスト・・・ゲストがチェックインした24時間後にAirbnbから送金されます。
※ただし、あなたの口座に着金するまの日数は受取方法や銀行によって異なります。
という仕組みになっています。
なので、あなたがお金の請求を気にかける必要はまったくありませんのでご安心ください。
不安その3: 部屋の中の物が壊されたり盗まれたりしたらどうするの?
Airbnbでは万が一の場合に備えて「ホストが設定できる保証金」と「ホスト保証」2つの保証が用意されています。
1. ホストが設定できる保証金とは?
いわゆるデポジットのことです。絨毯にワインをこぼしてしまった、窓を割ってしまった、鍵を戻しそびれてしまった――そんな滞在中の予期せぬ災難から守ってくれるのが保証金です。賠償請求は、チェックアウト日から48時間以内に行えます。何事もなければ、48時間でゲストにお金が戻ります。
詳しくはこちらをご覧ください。
2. ホスト保証とは?
Airbnbホスト保証とは、ゲストによる被保険財産の損傷という稀な事態で保証金を超える被害が発生した場合にAirbnbが損害を補償するプログラムのことです。
そしてその上限金額はなんと1億円!
保険ではないのでもちろん何でも補償してくれるという訳ではありませんが、こういった保証があるといざという時の為にも安心ですね。
詳しくはこちらをご覧ください。
不安その4: 英語が話せないけど大丈夫なの?
これも多くの方が不安に思われるポイントです。
そもそも日本人は英語を話せない人が多いですし、「街で道を聞かれただけでもドキッとしちゃうのに家に泊めるなんて無理よ」という方がたくさんいらっしゃいます。
ですが、意外と英語を話せないからホストを出来ないという訳ではないんです。
実際に英語が苦手ま70代のおばあちゃんが立派にホストをされているという例もあります。
例え英語が話せなかったとしても精一杯のおもてなしをすれば、それだけでゲストにとっては「現地を深く知ることができた素晴らしい旅行体験」になるのです。
メッセージのやり取りも翻訳サービスを活用して要点さえ伝えることができれば大丈夫ですし、Airbnb内のメッセージボックスでもGoogle翻訳の機能が付いているので(PC版のみ)、相手が英語でメッセージを送って来ても翻訳ボタンをクリックするだけで日本語に翻訳されるため相手が言いたいことを理解できるはずです。
まとめ
いかがでしょうか?
確かにAirbnbは新しいサービスですが、基本的には人と人とが助け合うという日本の古き良き「村」と同じ考え方です。
※Airbnbのコンセプトを知りたい方はぜひこちらをご覧ください。
その他の不安に対してもAirbnbは様々な機能やイベントを通してあなたをサポートしてくれます。
Airbnbは既にホストを経験されている方と話ができる交流イベントやお部屋の掲載サポートの勉強会を開催していますので、興味のある方は参加してみると良いかもしれません。
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