こんにちは。イロドリの福島(@maxafuku)です。
大阪も徐々に暖かくなってきました。
もうすぐ桜の季節ですね。大阪府下のホテルはこの時期、外国人観光客の予約がいっぱいで空室がほぼない状況のようです。
3月〜4月は大阪はもちろん全国各地に多くの外国人観光客が桜を見るために訪れるでしょう。
さて、そんな訪日外国人観光客ですが、実際いつに一番多く来ているのかあなたは知っていますか？
今回は日本政府観光局(JNTO)から発表されたデータを元に2012年〜2014年の3年間のデータの平均値を算出し、月別の訪日外国人観光客数を調査しました。
<追記：2016年4月19日>
お待たせしました！2015年版も公開いたしました。
全体では7月がトップ！最も少ない月は2月
全ての国からの訪問者の直近3年の平均では7月が最も多い月となりました。
アジア各国の学校が夏休みに入るのがその理由だと想定出来ます。
2番目に多いのは4月。やはり桜が見たいというニーズでしょう。
そして3番目に多いのが10月。紅葉の季節ですね。
逆に一番少ないのは2月。続いて1月、3月という順です。
1月、2月は春節があるので多いイメージがありましたが、全体としては少ないようですね。
直近の2014年のデータだけでは10月がトップ！
3年間の平均をとると7月がトップでしたが、2014年だけを見ると10月がトップです。
続いて7月、3番目が12月で4月は4位でした。
円安などの影響で昨年後半に観光客が増えたことが要因だと思います。
次は国別に見ていきましょう。
2014年訪日外国人観光客数ランキン9位から16位の国
16位 : ベトナム [2014年訪日観光客数 124,300人]
一目瞭然です。
4月が1番多く、10月が2番目に多いという結果です。
おそらく桜と紅葉を見に来ているのでしょう。
ベトナムの方はまだまだ人数としては少ないですが、先日の投稿した記事の通り、消費意欲は旺盛です。
15位 : ドイツ [2014年訪日観光客数 140,200人]
ドイツは10月が1番多く、3月、4月と続きます。2014年のみのデータでは4月が2位になっているのでやはり紅葉シーズンと桜シーズンに多いという結果です。
14位 : インドネシア [2014年訪日観光客数 158,700人]
インドネシアは12月が圧倒的に1番多く、続いて4月、6月という結果でした。
12月の反動なのか1月2月は落ち込みます。
13位 : フランス [2014年訪日観光客数 178,600人]
フランスは桜シーズンの4月が1番多くなりました。そして紅葉シーズンの10月が2番目という結果です。
フランスは3年とも月による増減が一定でほとんど変動がないグラフになっています。
12位 : カナダ [2014年訪日観光客数 182,900人]
カナダも桜シーズンの4月が1番多く、、続いて3月、3番目は紅葉シーズンの10月という結果でした。
桜と紅葉は本当に強いですねー。
11位 : フィリピン [2014年訪日観光客数 184,200人]
フィリピンも1位は桜シーズンの4月。2位が12月、3位は5月でした。
2月と暑い夏場は落ち込みます。フィリピンはもともと暑い国なので、わざわざ暑い時期に来ようと思わないのかも知れません。
10位 : 英国 [2014年訪日観光客数 220,100人]
英国は紅葉シーズンの10月は一番多く、2番目が3月、3番目が4月でした。
英国でも紅葉と桜は人気ですね。
9位 : シンガポール [2014年訪日観光客数 227,900人]
シンガポールは圧倒的に12月が1番多いです。次いで11月、6月という結果です。
シンガポールも夏場、特に真夏の8月は落ち込みますね。
他の国に比べると非常に特色のある結果になりました。
まとめ
・訪日観光客全体では最も訪問者の多い月は7月、次いで4月、10月の順に訪問者が多い。
・1月〜3月は訪日外国人旅行者が少ない。
・暑い国からは真夏の来訪者は少なく、春秋や年末に多い。
・訪日観光客数9位〜16位の国別に見ると桜シーズンと紅葉シーズンが圧倒的に人気。
国別に見ると桜と紅葉が圧倒的に人気があることがわかりましたね。
そしてもうすぐ桜シーズンの到来です。
今年もたくさんの外国人観光客が桜を見るために訪日します。
しっかりと準備をして迎えましょう！
<後編>に続く
2015年版も公開いたしました。
また、2014年の訪日外国人数の上位16カ国についての様々なデータをこちらで紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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