こんにちは。イロドリの福島(@maxafuku)です。
飲食店を経営されている皆さん、旅行会社への営業用資料はお持ちですか?
以前、下記の記事でもお伝えした通り、飲食店が団体旅行客を迎え入れるには旅行会社へ向けてPRする必要があります。
そしてその際にお店の営業用資料があれば、商談が進みやすくなるのです。
けどいったいどのような情報を営業用資料に載せれば良いのかわかりませんよね?
そこで今回も前回に引き続き、団体客も数多く扱う旅行会社株式会社博文舎の礒田さんに飲食店の営業用資料の押さえるべきポイントを聞いてきました。
1. 営業用チラシを作成する
まずは旅行会社向けの営業用チラシを作成する必要があります。
そのポイントを順を追って説明します。
A4サイズ1枚に納めよう
あまり情報が多すぎても、読んでもらえない可能性が高いです。
A4サイズ1枚に必要な情報をしっかりとまとめるようにしましょう!
お店の基本情報はしっかりと記載する
まずは当たり前ですがお店の基本情報はしっかりと書きましょう!
必要なのは以下の情報です。
・店名
・住所
・営業時間や定休日
・連絡先と担当者名
・お店の地図
・お店の概要
・座席数と最大宴会人数
旅行会社の担当者が資料を見て「どんなお店でどこにあって、誰に連絡すれば良いのか?」がわかることが重要です。
写真も活用しよう!
お店の雰囲気は文章だけではなかなか伝わりません。
店構えや内装、座席や料理などの写真を資料に含めるようにしましょう!
団体客向けの情報をしっかりと記載する
ここはやはり旅行会社が最も気にするポイントです。
■団体客向けコースの料金表とコース内容
コースについては松竹梅といった形で3パターンくらいあると予算に応じて選択がしやすいです。
■旅行会社の手数料
旅行会社の手数料は一般的には10〜15%くらいが相場です。
当然ながら手数料が高い方が使ってもらえる可能性は高まりますので、お店の原価を考えて設定しましょう。
■支払方法
前払い、後払い、各クーポンの対応状況等支払いの条件ははしっかりと記載しましょう。
また施設内や近所に大型バスの駐車場があるのであれば、その駐車場との距離などを記載しておくと旅行会社にとっては手配がしやすくなります。
2.チラシができたら会社へアプローチ!
アプローチ方法としてはDM・FAXがもっとも有効です。
ただこれは旅行会社に限ったことではありませんが、先方の会社規模が大きい場合は担当者までなかなか渡らない可能性が高いです。
その場合は後追いの電話を入れたり、知人を介して紹介をもらったりすることで商談の機会を作って行きましょう。
なお、弊社では全国7,000社の旅行会社へチラシを届けるFAX営業サービス「団体く〜る」を提供しておりますので、興味のある方はこちらからお気軽にお問い合わせくださいませ。
3.問い合わせにはスムーズに対応しよう
営業用チラシが旅行会社の担当者に届くと問い合わせがあります。
その問い合わせに対してスムーズに対応が出来ないと旅行会社としては「本当にこのお店に団体客を送って大丈夫なのか?」と不安を感じてしまうそうです。
旅行会社としても大切なお客様を送り込むので当然慎重になります。
しっかりと担当を決め、スムーズな対応が出来るように体制を整えておきましょう。
4.WEBサイトに旅行会社向け専用ページを作ろう
最近ではお店のWEBサイトに旅行会社専用ページがある場合があり、旅行会社側からは非常に便利とのことでした。
旅行会社の会員登録をしてもらい、専用のIDとパスワードを発行し、旅行会社向けのページを閲覧してもらうという仕組みです。
基本的にはチラシと同様の情報を見れるようにしているタイプが多いようです。
多少のコストはかかりますが、旅行会社さんに登録してもらえるので、その後に継続的なアプローチが可能になるというメリットがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
礒田さんにお話をうかがったところ、営業用の資料を作っている飲食店は非常に少ないとのことでした。
なので作れば目立つのは間違いありません。
少し手間はかかりますがぜひチャレンジしてみてください。
「忙しくてとてもじゃないけど作れない・・・」という方は、団タメ!という飲食店と団体客を扱う旅行会社をマッチングするサービスがあります。弊社でもご案内出来ますのでぜひお問い合わせ下さい。
最新のインバウンドニュースをメルマガで受け取る
外国人集客に役立つノウハウや最新ニュースをメルマガで配信しています。
また、今なら登録いただいた方には「外国人観光客に人気の都道府県ランキングデータ」をプレゼント中です。
いつでも配信停止手続きができますので、まずはお気軽にご登録くださいませ。
メルマガ登録はこちらから