こんにちは。イロドリの福島(@maxafuku)です。
お花見シーズンも終わりほっと一息つかれている方もいらっしゃるのでないでしょうか？
お花見シーズンの真っ最中に仕事の打ち合わせで京都を訪れましたが、欧米からの観光客の多さに驚きました。
普段心斎橋や道頓堀で外国人観光客は見慣れているのですが、やはり京都は欧米からの観光客の比率が高いですねー。
さて、年々増え続けている訪日外国人観光客ですが、実際いつに一番多く来ているのかあなたは知っていますか？
今回は昨年に引き続き日本政府観光局(JNTO)から発表されたデータを元に2012年〜2015年の4年間の月別の訪日外国人観光客数を調査しました。
例年と同じく7月がトップ！最も少なかったのは1月
全ての国からの訪日者数では例年と同じく7月がトップという結果になりました。
1月と2月の訪日者数が昨年と逆転していますが、これは春節が2014年は1月31日だったのに対し、2015年は2月19日で、春節が休みになる国では軒並み同じ現象になっていることから春節休みの時期が影響したと予想されます。
それ以外は4月、7月、10月、12月に山があるのも例年通りで大きな変化はありません。
次は国別に見ていきましょう。
2015年訪日外国人観光客数ランキング9位から16位の国
16位：ドイツ [2015年訪日観光客数 162,600人]
2014年は10月と4月に大きな山があったドイツですが、2015年は3月、4月、10月に訪日する人が多かったという結果になりました。
例年通り紅葉シーズンと桜シーズンに多くの観光客が来日しています。
15位：ベトナム [2015年訪日観光客数 185,400人]
特に4月の増加が著しいことをグラフを見るとわかります。
ベトナムは昨年訪日者数が大きく伸びた国の1つですが、やはり桜が圧倒的に人気です。
消費意欲も旺盛な国なので2016年も引き続き注目していきたいと思います。
14位：インドネシア [2015年訪日観光客数 205,100人]
例年通り12月が1番多いという結果でした。
更に2015年は7月と4月の訪日者数が大きく伸びました。
またこの2年は8月に訪日者数が大きく落ち込む傾向があります。これはこの2年は大型連休(断食明けを祝うイスラム教の祭日)が7月にあった為、その反動で8月が落ち込んだと想定されます。
ちなみに今年もその連休が7月にありますので8月はその反動で落ち込むものと予想されます。
13位：フランス [2015年訪日観光客数 214,300人]
例年通り桜シーズンの4月が1番多く、続いて紅葉シーズンの10月、7月が続くという結果になりました。
12位：カナダ [2015年訪日観光客数 231,400人]
例年通り4月と10月、12月が多く、2015年はそれに加えて3月に訪日する人も多くいました。
11位：イギリス [2015年訪日観光客数 258,500人]
2015年は7月の訪日者数が大きく伸びました。
4月、7月、10月に訪日者数が増えるという結果です。
10位：フィリピン [2015年訪日観光客数 268,300人]
2014年と傾向は全く変わっていないですが、全体的に訪日者数は大きく伸びました。
9位：マレーシア [2015年訪日観光客数 305,500人]
1月の訪日者数が2014年を下回りましたが、その他の月は訪日者数を伸ばし、傾向的にも例年と比べ大きな変化はありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
16位〜9位の国の中では例年と比べ、訪日傾向が大きく変化した国はありませんでした。
しかし全体のグラフと各国のグラフを1つずつ見れば2014年から2015年に訪日者数が大幅に伸びたことが改めて実感出来ますね。
2016年はどれだけ上積み出来るか今から楽しみですね！
また、訪日外国人数の上位16カ国についての様々なデータをこちらで紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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