こんにちは。イロドリの福島(@maxafuku)です。
10月19日にAirbnbさんと取り組む新しいプロジェクト「ホームシェアリングラボ関西」のキックオフイベントを開催致しました。
たくさんの方にご参加いただき、イベント自体も非常に盛り上がりました。
今回はそのイベントの様子をレポートします。
また次回以降のディスカッションをメインとした定例会の開催案内もございます。
この記事をご覧になって興味が出た方は次回の定例会にぜひご参加ください。
それではどうぞ!
小雨の中100名もの人が天満橋に集合!
当日は小雨が降るあいにくの天気にも関わらず、会場となった天満橋のカフェには約100名もの方にお集まりいただきました。
100名の中にはAirbnbでお部屋を提供しているホストの方はもちろん、不動産関連の方、一般企業、旅行代理店、インバウンド関連企業や地方自治体の方など多種多様な業界の方がいらっしゃいました。
開始は19時の予定でしたが、開始時間前にほとんどの方が集まっており、「ホームシェアリングラボ関西」への期待の高さをうかがい知ることができました。
そして僕はそんなみなさんの姿を見て密かにプレッシャーを感じていました(笑)
19時になり、ついにキックオフイベントがスタート!
ちなみに今回のイベントのアジェンダは以下の通りとなっていました!
・Airbnbによる最新事例のプレゼンテーション
・ホームシェアリングラボ関西の活動内容や目的などのご紹介
・関西の体験ホストの方の事例共有
・交流タイム
Airbnb Japanから最新情報の共有
まずはAirbnb Japan株式会社 執行役員 ホームシェアリング事業統括本部長の長田さんよりAirbnbの最新情報の共有がありました。
普段はあまり公開することのない日本のマーケットの現状や、関西エリアの最新の細かい数字などがドーンと公開され、会場ではスライドを撮影するシャッター音がたくさん鳴っていました。
本来ならばこのレポートでもそれらの数字をご紹介したいところですが、こちらはご参加頂いた方限定での公開となります。
Airbnbのエリア毎のデータを知ることができる機会はそうそうないので、これは本当に貴重です。
「ホームシェアリングラボ関西」の定例会では今後もAirbnbの最新情報やローカルデータを参加者の皆さんに提供していく予定ですのでご興味ある方はぜひ次回以降にご参加ください。
阿波踊りのイベント民泊事例の共有
Airbnbの全国の取り組み事例と1つとして、株式会社パソナ ソーシャルイノベーション部 副部長の加藤さんにバトンタッチして、徳島の阿波踊り期間中に実施したイベント民泊の事例が共有されました。
阿波踊り期間中にイベント民泊が実施されたことは、ニュースにもなっていたのでご存じの方もいらっしゃると思います。
阿波踊り:民泊好評、延べ262人宿泊 /徳島 – 毎日新聞
宿泊施設不足を緩和するため徳島市が初めて取り組む阿波踊り期間限定の「イベント民泊」に多くの宿泊客が訪れている。市民らが提供する31軒中、11日から13日までに延べ262人が宿泊。うち、徳島市大谷町の1軒を訪ねると、利用客は「おばあちゃんちに来たみたいに甘えられた」と滞在を楽しんだ様子だった。
こちらは、イベント民泊の募集や実際にホストをされる方へのサポートをパソナさんで実施し、ゲストの募集などをAirbnbで実施したという事例になります。
加藤さんからは、実際に宿泊したゲストの国籍の内訳や、迎え入れたホストの方々の様子や感想など、より現場の詳しい情報が共有され、参加者の皆さんも非常に興味深く聞き入っていました。
実際に阿波踊りでは以前から宿泊場所の不足が指摘されており、このイベント民泊という仕組みは非常に有効だと感じました。
この仕組みが関西はもちろん全国に拡がると良いですね!
ホームシェアリングラボ関西の趣旨の共有
続いては私、福島から「ホームシェアリングラボ関西」の目的やで今後取り組んでいくことについてご説明させて頂きました。
「ホームシェアリングラボ関西」では、関西エリアのさまざまな課題に対して、ホームシェアを活用した解決策を見出していくチャレンジをしていきたいと思います。
例えば2019年にはラグビーワールドカップが開催されます。
そして2021年にはワールドマスターズゲームズ2021KANSAIが開催されることが決まっており、関西エリアが会場となっています。
このように関西エリアでは大きな国際的なイベントが開催されることが決まっており、さらに多くの観光客が来ることが予想されます。
そしてそれを受け入れるためのさまざまな課題が顕在化しています。
また少し郊外に出ると空き家が目立つ地域があったり、元気がない商店街もあります。
とても魅力的な場所なのに、まだまだ外国人観光客が全然来ていないようなエリアもあります。
それらの課題を「ホームシェアリングラボ関西」では今後の定例会で1つ1つ取り上げ、参加者の皆さんと解決策についてディスカッションしていきます。
そして良いアイデアについてはプロジェクト化し、実際に解決策を実行していきたいと考えています。
今後は定例会を月に1回開催し、またオンライン上にもコミュニティを作成し、ディスカッションしていきます。
皆さんぜひご参加ください。
Airbnbで体験(Experience)を提供されているホストさんの事例共有
最後のセッションではAirbnbの体験(Airbnb Experience)を大阪で提供されているホストのMiwakoさんより、体験のスタートから現在に至るまでの事例を共有して頂きました。
Airbnbの体験は昨年11月に全世界12都市でスタートし、今年3月に大阪にも対象都市が拡大されました。
Miwakoさんもこの3月から東大阪市で紙すき体験をスタートしました。
そこでのMiwakoさんの経験や、実際に来られたゲストの国籍の内訳など、とても貴重なお話を皆さんに共有して頂きました。
大阪はアジアからの観光客が80%を超えていますが、Miwakoさんの体験に来るゲストは欧米系の方が大半というデータに参加された皆さんもとても驚いていました。
またそんなゲストとの交流の中から偶然生まれた素敵なエピソードについても紹介していただき、とても貴重なお話を聞くことができました。
このエピソードはあまりにも素敵すぎてAirbnbのオフィシャルサイトでも紹介されています。
Airbnbコミュニティの出会いによって長屋が伝統的な和紙とモダンなデザインを融合したお部屋に! – Airbnbニュースルーム(日本語)
日本最高齢ホストEikoさんによる乾杯!
すべてのセッションが終わり、すでに皆さんドリンクは飲んでいましたが改めて乾杯です。
乾杯の音頭は日本最高齢のホストEikoさんにお願いしました。
Eikoさんは淡路島でAirbnbのホストをされており、その様子についてもスライドで紹介させて頂きました。
そして乾杯後は交流タイムのスタートです!
登壇して頂いた方と名刺交換する方や、隣同士で名刺交換される方など、皆さん積極的に交流されていました。
私もたくさんの方とご挨拶ができて嬉しかったです。
ということで21時に無事にイベント終了! 皆さんありがとうございました!!!!
「さて後片付けー!」となるはずがその後もたくさんの方が残られて交流され、結局すべての方の退出が終わったのが21時30分でした(汗)
会場として使用させて頂いたGreen Cafe 川の駅 はちけんやのスタッフの皆さま、ご協力いただき本当にありがとうございました!!
次回の定例会は11月17日(金) 19:00〜
というわけで次回のホームシェアリングラボ関西定例会のお知らせです。
今後開催する定例会は今回のキックオフイベントのようなPARTY形式ではなく、課題についてディスカッションすることがメインの集まりとなります。
ディスカッション終了後には交流タイムも用意していますのでお気軽にご参加ください。
次回は11月17日(金)19:00より本町駅すぐの中央会計セミナールームをお借りして開催致します。
アジェンダは以下の通りです。
・Airbnbによる最新情報の共有
・東大阪市の現状と課題についてディスカッション 〜2019年ラグビーW杯開催に向けて〜
・参加者による自社サービスのプレゼンタイム
・交流タイム
尚、会場の定員の都合上、参加希望の方が多数になると予想されるため抽選とさせて頂きます。
予めご了承ください。
日時 : 11月17日(金) 19:00〜20:45 ※18:30より受付を開始いたします。
会場 : 中央会計セミナールーム
住所 : 大阪市中央区備後町3-6-2 大雅ビル3階(MAP)
地下鉄 本町橋駅1番出口すぐ
費用 : 無料
ご参加されたい方は以下より参加登録をお願い致します。
※11月12日(日)が参加登録の締切日となります。お早めにご登録ください!
それでは次回の定例会でお会いできることを楽しみにしております!
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