イロドリの小林です。
【訂正とお詫び】記事公開当初、参照するべきデータに一部誤りがありました。現在は正しいデータを参照し、グラフ及びコメントを差し替えさせて頂いております。(2015年6月17日)
以前に下記のエントリーを紹介し、大きな反響をいただきました。
そこで今回はその中でも「飲食費」に特化し、「どの国の人がもっとも飲食にお金を掛けているのか?」を調べてみました。
飲食店オーナーの方はもちろん、飲食業界に携わられている方で外国人観光客の集客をお考えの方は必見の内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
日本旅行中の平均飲食費ランキング
まずは来訪者数上位16カ国が日本旅行中に消費した平均飲食費をランキング形式で見てみましょう。
1位はオーストラリアとなりました。
また、上位を見てみるとイギリス、フランス、アメリカ、カナダ、ドイツと欧米圏の国々の名前が挙がっており、どの国も3万5千円以上も飲食費に使っています。
下位を見てみるとアジア圏の国々の名前が並びました。
注目の中国は12位となっています。
1泊あたりの平均飲食費ランキング
さて、続いては1泊あたりの平均飲食費を見てみましょう。
各国で平均滞在日数が異なるため、1泊あたりの飲食費で見ることで「どの国の人が高単価の飲食店へ行っているのか?」が分かってきます。
それではランキング形式で見てみましょう。
1位から3位は香港、シンガポール、タイとなりました。
2位のシンガポールと3位のタイは下記の記事でも紹介しましたが、シンガポールはGDPも非常に高い国ですので納得の結果とも言えます。
高単価の飲食店を経営されている方はシンガポール人観光客の集客が鍵になるかもしれません。
滞在中の総額飲食費ランキングでは上位を占めていた欧米圏の国々ですが、1泊あたりで見ると散らばっていますね。
これは欧米圏の国々は平均宿泊日数が9日〜14日と非常に長く、総額飲食費が高くなっているためです。
このデータを安易に鵜呑みにしないようご注意を
今回ご紹介したのはあくまでも定量的なデータですので、これだけであなたの最適なターゲットを定めるには不十分です。
もしかしたら宗教上の理由で食べられない食材があったり、その国にも似たような食べ物があって特段日本に来てまで食べたいと思われない物かもしれません。
ですので、最良の方法はターゲット候補国の方に実際に食事していただく機会を作り、定性的なフィードバックを複数人から聞きながら、あなたが一番喜ばすことのできる国の方を探して行く事が大切です。
まとめ
今回は飲食業界に携わる方はぜひ抑えておきたい「各国の飲食費」についてお届けしました。
日本の大きな魅力の1つが「食」ですし、多くの外国人観光客の方々も日本の「食」を期待して来られている事は間違いありません。
あなたのお店の料理の味はもちろん、雰囲気や接客すべてにおいて外国人観光客の期待に応えられるよう努めて行きましょう!
また、2014年の訪日外国人数の上位16カ国についての様々なデータをこちらで紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
イロドリでは外国人観光客集客を成功していただくための様々なサービスをご用意しております。
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