田舎はとにかく何もない。でも都会にはないアレがたくさんある。

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みなさん、こんにちは。
夏ですね、とっても暑いですね。
コンクリートに囲まれた都会の中で、ジリジリとした暑さに心身もろとも溶けてしまいそうなインターン生の桑原です。

さて、「嫌気が差して田舎を飛び出したのにカナダ留学でさらにド田舎へ行ったら考え方が180度変わった」にある通り、前回は一般的な田舎よりもさらに斜め上を行くような田舎の地での留学を通して見えた田舎の良さを紹介させていただきました。

そこで今回は田舎っぺの私が都会に住んでみて見えた田舎の良さを追求してみたいと思います。

「田舎の良いところ伝道師」として、田舎の可能性を広げるミッションを背負ってがんばって書いていきます!

田舎の定義

まず、ふと思いました。
田舎、田舎と言うけれど、田舎とはなんぞや? と。

田舎(イナカ)とは – コトバンク

大辞林 第三版の解説
いなか【田舎】
①都会から離れた地方。在郷。在ざい。
②人家・人口が少なく辺鄙(へんぴ)な所。 「ここは東京の-だ」
③本人の生まれ育った故郷・郷里。また、親や祖父母などの出身地。在所。 「正月には-へ帰る」
④(他の語に付いて)粗野で、洗練されていないことを表す語。 「 -くさい」

これが正式な田舎という言葉の定義です。
③の定義のみニュアンスが違うので、ポジティブな印象があるかもしれませんが、それ以外は見事に負の意味を持ち合わせてますよね。
④に限っては悪口に含まれかねません。
田舎出身ってだけで「―くさい」って何事ですか!
田舎という場所から変な汚臭でもはなたれているのでしょうか。

このように、田舎という言葉のマイナスイメージは計り知れないものがあります。

田舎って何もない

現在都会で暮らす田舎出身のあなたへ。

頭のなかで地元に戻って、家の近くを歩いてる自分を想像してみてください。
そして周りを見渡してみてください。

きっとあなたの感想はこうです。

「まじでなにもない。見渡す限り、自然しかない」

なにもないからこそ、田舎という環境に嫌気がさす。
なにもないからこそ、なんでもある場所(都会)をうらやむ。

当てはまりませんか?

こんなふうに田舎の環境に嘆いて、都会に移り住んできたのではないのでしょうか。

田舎ってほんとに悪い事しかないのか

なんでそんなズバズバ言い当ててくれるんだ! と思ったそこのあなた、まさしくこれが
わたしが田舎嫌いにおちいった理由であり、田舎を飛び出した原因だからです。

都会に行きたい、住みやすいところに行きたい、シティーライフでイケイケになりたい!
とりあえず都会という場所に憧れを抱いて抱いてしょうがありませんでした。
田舎に絶望し、都会を妬んでました。

でも都会に出てからわかったことがあります。
何もない田舎で育ったからこそ得られたものがあったということに。

田舎の人がもてる心

田舎を題材にしたテレビ番組は多いです。
そこでこんなシーンをよく見かけます。
・田舎のおばあちゃんが来客者に厚くもてなす
・困ったことがあったら町の人が総出で手を差し伸べる
とても心温まる情景ですね!

しかしながら、あなたは疑問に思いませんか?
「都会にだってこういう光景があって良いはずなのに、なぜ田舎特有のものとしてみなされるのか?」
と。

そこで田舎の定義に立ち返ってみます。

田舎には人がいません。いないからこそ、そこにいる人々を大事にしようと思います。
田舎は都市から離れたへんぴな場所です。すべてが集まる便利な都会から離れた不便な土地に住んでいるからこそ、都会からわざわざやってきてくれた人々を温かく迎えます。
田舎は粗野で洗練されていません。だからこそ、田舎に住んでる人は良い意味でスレてません。

この田舎という環境で育ったからこそ、このキレイで、温かい心が生まれたのでは?

こう考えるに至った理由はわたしの体験からです。

私の自己紹介記事にも書きましたが、わたしは岐阜県のド田舎出身です。
でもわたしはそこで生まれたわけではなく、4歳のときにそこに引っ越してきました。
4歳までは少し都会の愛知県のとある市にちょっとの間と、静岡県のとある市のマンションに1年間住んでいました。

マンションに住んでいた時も、近くの同年代の子たちと集まって遊んだり、近くの友達の家に行って、室内の鉄棒で前回りをしたら顔面から落っこちて、ほっぺが割れそうになって大泣きした記憶はあります。
わたしの母は同じマンションに住んでいる人のお部屋で卵の殻に色を塗りたくって、へんな置物を作り上げる習いごとをしていた記憶もあります。
つまり、ちょっとした都会にあるマンションに住んでいたからと言ってご近所づきあいがないわけではありませんでした。

しかし、岐阜に引っ越ししてきたときのご近所さんのウェルカム度合いが格段に違いました。
わたしの実家の周りの半径2キロくらいに住む人はみんな知り合いで、どの人に会っても、
「あら〜、ようこんなところにおいでたね〜。桑原さんのとこのお孫さんかいね〜」
と声をかけられました。

実家の隣に住む、祖父母の仲良しのおばあちゃんは、長い間わたしにお年玉をくれました。

先日実家に帰省したときに、家のピンポンが鳴って出てみると、地域のお祭りのお知らせを持ってきてくれた近所のおじちゃんが玄関の前に立っていました。
一軒一軒回って、そのお知らせを配っていました。

こういったご近所づきあいが邪魔くさいと思われる方もいるかもしれません。
しかしこういった付き合いがあるからこそ生まれる心の温かさがあると思いませんか?

そうです。
ここにこそ、都会にないものが田舎にはあるのです。

都会にはない、人の温かさ。
田舎にしかない、人のつながり。

こういった温かさに小さい頃から触れてきた田舎出身のあなたの心もきっとあったかい。

人と人とのつながりが希薄になっている現代において、失われつつあるコトが田舎にはある。
そこで得た大事なモノをもつあなたは現代において貴重な存在になり得るかもしれません。

これはあなたにとって強みになるのではないでしょうか?

もちろんこれは一概に正しいとはいえませんし、むしろこういった素敵な心をもった都会出身の方々も多くいらっしゃるでしょう。
でもこれはあくまで、育った環境が性格の形成に関わるという一般論をもとに、わたしの周りにいた地元の人々を思い浮かべながら考えた、個人的な意見ですので悪しからず……。

まとめ

田舎にはさまざまな立ちはだかる壁があります。

とにかく「なんもない」という壁。

その障壁のせいで、「田舎なんて嫌いだあああああ!!!!!」 と、発狂することもあると思います。
「都会行きたい都会行きたいモンスター」と化して、田舎の闇に飲み込まれることもあると思います。

しかし、思い返してみてください。
田舎がもたらしてくれた、豊かな自然を。
田舎という環境のおかげで、育まれた田舎マインドを。

きっと悪いことだけじゃないはずです。
だって都会にはない大事なものが田舎にはあるから。

最後に、田舎から都会に出ることで、いろいろなことにチャレンジする機会が得られます。
自身の成長のために田舎を離れるという決断は素晴らしいことです。

わたしも現在関西の都会に出てきたおかげで、今ここでこうやってイロドリのライターのインターンをする機会が得られました。
そして田舎、すなわち地元のことを考え、これらについて発信することができています。

「自由にどんな記事でも書いて良い」というこの上なくぜいたくな環境において、あえて「田舎」というトピックを選んでいるのはなぜなのか。
それはわたしにとって「田舎出身」ということがわたしの個性だと感じているからです。

このように思えるようになったのも、地元を離れて都会に住み、また留学で地元よりも田舎に住むことで、外から地元を見る機会があったおかげでしょう。

これによって、わたしの思考はガラリと変わり、将来は地元で、地元に貢献できるような形で起業したいと考えるようになりました。

まだまだ勉強中の身で、将来どうなるかはわかりません。
ただひとつだけ言えることは、
「このようにアイデンティティーを与えてくれた”地元”に必ず恩返しをする」
ということ。
これを人生における大きな目標としてかかげます!

田舎があなたにくれたモノ。
それはあなたにとってなんでしょうか?

それが見つかった時、きっとこう思えるはずです。
「ああ、田舎出身でよかった」と。

なんでもある都会に身を置く今だからこそ、ここにはなくて田舎にあるものが見えてきませんか。


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