こんにちは。イロドリの福島(@maxafuku)です。
<前編>の続きです。
今回はいよいよ国別訪日外国人観光客数ランキング上位の国の月別の訪問者数をみていきたいと思います。
<追記:2016年4月19日>
お待たせしました!2015年版も公開いたしました。
2014年訪日外国人観光客数ランキング1位から8位の国
8位 : マレーシア [2014年訪日観光客数 249,500人]
12月が一番多く、2番目に多いのが11月というのはシンガポールと同じですね。
3番目が10月で4月はその次という結果でした。
マレーシアも常夏の国なのでシンガポールやベトナム、フィリピンと同様に夏場は訪日される方が減りますね。
7位 : オーストラリア [2014年訪日観光客数 302,700人]
12月が最多、1月、9月と続きます。オーストラリアと日本は季節が真逆で、雪を求めて来日する方が多い為なのか、全体だと来日者数が少ない1〜3月にも多くの方が来日しているのが特徴的です。
6位 : タイ [2014年訪日観光客数 657,600人]
4月が圧倒的に多いです。これはソンクラーン(水掛祭り:タイの旧正月)の休暇があるからです。
次いで10月、12月と続きます。
タイもマレーシアなどと同じく夏場の訪日客は減る傾向です。
5位 : アメリカ [2014年訪日観光客数 891,600人]
6月が1番訪日観光客が多い月になります。次いで7月、紅葉シーズンの10月と続きますが、直近の2014年では6月に次いで4月、そして7月となっています。
毎年2番目、3番目は変動しますが6月は不動の1番です。
4位 : 香港 [2014年訪日観光客数 925,900人]
7月の夏休みが1番観光客が多い月になります。そして12月、6月と続きます。
2014年は12月、11月も上位に来ていますが、7月は安定的に訪日観光客が多い月と言えます。
3位 : 中国 [2014年訪日観光客数 2,409,200人]
夏休みに入る7月が訪日観光客数1位、8月、9月と続きます。
春節がある1月、2月は下位なのが非常に意外でした。
2位 : 韓国 [2014年訪日観光客数 2,755,300人]
7月が訪日観光客数が1番多く、次いで8月という結果でした。
1月、12月も安定的に多く、昨年は12月が1番多く、1月、8月、7月という順でした。
1月、7月、8月、12月が毎年多い月だと考えられます。
1位 : 台湾 [2014年訪日観光客数 2,829,800人]
7月が訪日観光客が1番多い月となりました。10月、6月、5月と続きます。
年によって変動はありますが、4月、5月、6月、7月、10月が多い月となります。
まとめ
・マレーシア、シンガポールからは12月が圧倒的に訪日観光客が多い。
・タイ人には桜が大人気
・タイ、マレーシア、ベトナム、フィリピンなど常夏の国の人々は真夏には訪日される人が少ない。
・訪日観光客数上位1〜4位の国(台湾、韓国、中国、香港)からはいずれも7月が1番観光客が多い。
いかがでしたか?
改めて数値をまとめてみると自分自身でも新たな発見があり、面白かったです。
<前編>を読まれていない方は合わせてどうぞ!
外国人観光客が最も多い7月まであと3ヶ月ちょっと。
それまでに準備できることはまだまだありますのでしっかり準備しましょう!
2015年版も公開いたしました。
また、2014年の訪日外国人数の上位16カ国についての様々なデータをこちらで紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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