こんにちは。イロドリの福島(@maxafuku)です。
【訂正とお詫び】記事公開当初、参照するべきデータに一部誤りがありました。現在は正しいデータを参照し、グラフ及びコメントを差し替えさせて頂いております。(2015年12月18日)
このメディアでは過去に買い物額や買い物の中身、様々なデータを調べて公開させて頂いておりますが、今回は宿泊費にスポットをあててみました。
結構意外な結果になっていると思いますのでぜひご覧ください!
1泊あたりの宿泊費ランキング
政府観光局(JNTO)より発表されている2014年度のデータを元に訪日者数上位16ヶ国の1泊辺りの宿泊費のランキングを出してみました。
1位は香港という結果でした。僅差で中国が続きます。
3位はシンガポールという結果で上位にはアジアの国々がランクインしました。
逆に下位は意外にもヨーロッパの国々が並んでいます。
アジアは短く高い、ヨーロッパは長く安い
ランキングを分析していると上位は距離的に近いアジアの国々、下位は遠いヨーロッパの国々とアジアの新興国という結果になりました。
これは平均宿泊数とも密接な関係があります。
アジアの人々は平均宿泊数が短いかわりに1泊あたりの宿泊費が高く、ヨーロッパの人々は平均宿泊数は長い分、1泊あたりの宿泊費が低いという結果がハッキリと出ました。
ただしアメリカとオーストラリアは上位にランクインするという結果になりました。
買い物の中身を分析した際にもヨーロッパの方々はアジアの人々に比べてあまり消費をしていないデータが出ましたが、宿泊費に関しても同じことが言えそうです。
まとめ
・宿泊費にお金をかけるのは平均宿泊数が短いアジアの国々。
・ヨーロッパの国々は平均宿泊数が長い分、1泊あたりの宿泊費は低い。
・買い物の中身を分析した際と同じく、ヨーロッパからの観光客は滞在中は比較的高額な消費をしない傾向にあり、旅行の目的は「体験」である傾向にある。
消費動向は各地方によってかなり変わってきますので色々なデータを参考にしながら戦略を立てることをオススメいたします。
弊社でもお手伝いさせて頂いておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
また、2014年の訪日外国人数の上位16カ国についての様々なデータをこちらで紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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