こんにちは。イロドリの福島(@maxafuku)です。
2016年1月の訪日外国人数の速報値が発表されましたね。
ここ数年は観光客が少ない月であった1月がなんと過去2番目に多い185万2千人を記録したことに非常に驚きました。
新年早々、中国経済の停滞や円高株安などネガティブな情報が飛び交う中、1月の数字はどうなるのか不安でしたがインバウンドは順調に成長していることが確認出来て安心しました。
2月以降も期待したいと思います。
さて突然ですが、あなたのお店ではクレジットカード決済を導入されていますか?
外国人観光客を受け入れる上でクレジットカード決済の導入はもはや必須です。
なぜなら外国人観光客は日本人以上にクレジットカードを使う為、現金をあまり持ってきていない方が非常に多いからです。
先日テレビ局の取材で「中国人の財布の中身を見せてもらう」という企画のお手伝いをさせて頂きました。
その時も関空で半日以上かけてその日に関空に到着した多くの中国人観光客の財布の中身を見せて頂きましたが、現金を20万円以上持ってきている人はわずか2組という結果でした。
その他の人は「銀聯カード(中国のクレジットカード)を使うので現金はあまり持ってきていない」という回答でした。
「え?そうなの!?まだクレジットカード決済導入してない!」という方、ご安心ください。
ここ数年でモバイル決済(スマートフォン決済)のツールがたくさん出てきており、以前に比べてとても簡単にかつ安価にクレジットカードを導入出来るようになりました。
今回はたくさんのモバイル決済(スマートフォン決済)の中から特にオススメの3つのサービスをご紹介させて頂きます。
あなたに合うものを選んで頂ければと思います。
そもそもモバイル決済(スマートフォン決済)って何?
モバイル決済(スマートフォン決済)とはお店にあるスマートフォンやタブレット端末に専用のカードリーダーを刺したり通信させたりしてクレジットカード決済が行えるようにしたツールのことです。
大規模なレジや専用端末を購入する必要がない為、初期費用を抑えて導入することが出来るのが大きな特徴です。
おすすめのモバイル決済サービス3選
1. Square
初期費用:4,980円(カードリーダー費用)
月額費用:無料
料率:3.25%(リーダーでのカード読取による決済)、3.75%(カード情報直接入力の手数料)
[利用可能カード]
VISA,MasterCard,American Express
[支払いサイト]
最短翌営業日
おすすめポイントは以下の通り。
(1)小規模事業者から大企業まで導入事例が豊富で世界的に利用されている
Squareはモバイル決済の先駆者的存在でスターバックやユニクロなど大企業での採用実績もあるので安心して導入出来ます。
またSquareは世界のたくさんのお店で導入されているので外国人観光客にも馴染みがあるものポイントです。
(2)ランニングコストは決済手数料のみ!
Squareの料金体系はとてもシンプルで初期費用(カードリーダー購入費用4,980円を支払えば導入後に発生するコストは決済手数料のみ。月額費用や振込手数料など一切発生しません。
(3)最短で翌営業日に入金
小規模な事業者にとって現金がいつ振り込まれるかはとても重要ですがSquareは最短で翌営業日に入金されます。
(4)他のサービスとの連携が豊富
数多くの事業者が使っている為、周辺のサービスも非常に充実しています。
会計ソフトとも簡単に連携することが出来るのでクレジットの売上情報を手間をかけずにソフトに取り込むことが出来ます。
Squareについては以下の記事も参考にしてください。
2. 楽天スマートペイ
初期費用:9,800円(カードリーダー費用)※条件を満たせば無料のキャンペーンあり
月額費用:無料
料率:3.24%
[利用可能カード]
Visa,MasterCard,JCB,American Express,Diners Club,Discover
[支払いサイト]
翌営業日
おすすめポイントは以下の通り。
(1)決済可能なカードのブランドが豊富
楽天スマートペイは使用出来るカードのブランドが豊富です。
Squareの対応ブランドに加えてJCBやDiners Club,Discoverの決済に対応しています。
(2)サイン方式、暗証番号入力方式どちらでも可能
楽天スマートペイはテンキーが付いているカードリーダーを採用している為、Squareのように決済する端末(スマホやタブレット)にサインをする決済方法と暗証番号を入力して決済する方法の両方に対応しています。
個人的にはスマホやタブレット上でのサインは書きにくいと感じるのでこちらの方が便利です。
(3)翌営業日に入金。楽天銀行なら手数料も無料
Squareと同じく楽天スマートペイも売上は入金依頼した日の翌営業日に入金されます。
更に楽天銀行の場合、入金依頼の必要がなく自動的に入金がされ、手数料も無料です。
3. Anywhere
初期費用:49,800円〜(初期登録料、カードリーダー、プリンタ)
月額費用:無料(スタンダードプラン) 2000円(プロフェッショナルプラン)
料率:3.48%+10円/件(スタンダードプラン) 3.2%+10円/件(プロフェッショナルプラン)
[利用可能カード]
Visa,MasterCard,銀聯,JCB,American Express,Diners Club,Discover
[支払いサイト]
要お問い合わせ
おすすめポイントは以下の通り。
(1)銀聯カードOK!
Anywhereの最も大きな特徴は「銀聯カード」に対応していることです。
中国人観光客が多く来店されているお店で手軽にカード決済を導入するのであればAnywhere一択でしょう。
(2)決済可能なカードのブランドが豊富
銀聯以外にも主要ブランドには全て対応しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
クレジットカード決済を導入するということであれば、モバイル決済(スマートフォン決済)はとても手軽に導入出来るのでとてもおすすめです。
中国人観光客がほとんど来ないお店であれば、Squareか楽天スマートペイがおすすめです。
楽天スマートペイはJCBにも対応しているので、より多くのカードに対応しているサービスが良ければ楽天スマートペイを選択されるのが良いと思います。
一方Squareは他のサービスとの連携も豊富ですので、決済後の会計処理などを楽にしたい方や、中国人以外の外国人観光客に向けてクレジットカード決済を準備したいということであれば海外でも多く使われているSquareが良いと思います。
そして中国人観光客向けに銀聯カード決済に対応したいお店はAnywhereがおすすめです。
中国人観光客の89.3%が旅行中にクレジットカードを利用するという調査結果も出ていますので早めに導入した方が良いでしょう。
訪日中国人のクレジットカード利用は約9割、コンビニ利用は「1800円以上」が57% ―中国・銀聯国際調べ | トラベルボイス
多くの外国人観光客はクレジットカードをメインの支払手段としています。
したがって外国人観光客を受け入れる施設やお店ではクレジットカード決済の導入は必須です。
モバイル決済(スマートフォン決済)は手軽にすぐに導入出来るツールですのでまだの方はまずはテスト的に導入してみるのも良いのではないでしょうか?
ぜひ導入して売上単価UPを狙いましょう!
クレジットカード決済については以下の記事もご参考にしてください。
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