イロドリの小林です。
前々回の「見やすくて注文しやすい飲食店の外国語メニュー作成の6つのポイント」と「飲食店が外国人観光客集客するならWi-Fi環境が必要な3つの理由」に引き続き、レストランや小売店で外国人観光客の集客をする際に必要となる基本的な対応をご紹介したいと思います。
これまでと同様に「外国人観光客が日本に来て困ったこと」を見てみましょう。
すると5位に「現金しか使えない店が多い」がランクインしています。
おもてなし「ニッポンのココが残念」 外国人100人に聞く:日本経済新聞
1位 外国語サービスが少ない
2位 無料Wi−Fiの整備が遅れている
3位 飲食店の食券システムがわからない
4位 飲食店で食べ方を教えてくれない
5位 現金しか使えない店が多い
日本と海外のクレジットカード利用率を比べてみると日本のクレジットカード(デビットカード含む)利用率は18%ですが、アメリカ、イギリス、韓国では50%以上を超えています。
自国ではどのお店でもクレジットカードやデビットカードが利用できるのに先進国である日本に来たら使えないお店がたくさんあるので「なんて不便なんだ」という思いをさせてしまっているんですね。
これでは「おもてなし」とは言えません。
外国人観光客の方々が現金を持たずとも安心してあなたのお店を訪れていただけるよう今すぐクレジットカード決済システムを導入しましょう。
クレジットカードのステッカーを貼るだけで入店数や客単価がアップ!
「ただでさえ利益が少ないのにクレジットカードで支払われると手数料を取られるので損をする」というお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、外国人観光客の集客に力を入れるのであればメリットの方が大きくなる可能性が高いです。
事実、こちらの記事の内容を見てみると、
おもてなし「ニッポンのココが残念」 外国人100人に聞く:日本経済新聞
回答者の6割は、店に貼られたクレジットカードのステッカーを見るまでは、カード決済はできないと思い込んでいたという。「店のドアにステッカーを貼るだけで、入店客数や購入単価を上げる効果がある」(表参道地区の商店が加盟する原宿表参道欅会)
と、クレジットカード決済対応が売上げアップに繋がっていることがお分かりいただけるかと思います。
例えば、外国人観光客の方があなたのお店で「食べたい料理」や「買いたい商品」があっても「手持の現金が足りないから諦める」という機会損失も防ぐことができます。
とは言え「クレジットカード決済の導入には費用が掛かるし、そんな余裕なんてウチには無いよ。」という方もいらっしゃると思います。
ですが、そんな悩みはSquare(スクエア)という決済サービスを活用すればすべて解決するんです!
無料で誰でもすぐに導入できるSquare(スクエア)
あなたはSquare(スクエア)というクレジットカード決済サービスをご存知でしょうか?
とってもシンプルに説明しますと、あなたはスマートフォンやiPadなどを使ってクレジットカード決済を導入できるというものです。
導入方法もとても簡単で「Squareリーダー」という端末と「Square専用アプリ」をダウンロードして設定するだけです。
また、Squareは個人でも法人でも利用できるので、今ではクラフトフェアやフリーマーケットでも使われているのをよく見かけるようになりました。
しかもこのSquareですが、導入時の費用はすべて無料なんです。
一体どういうことでしょうか?
具体的に説明したいと思います。
1. Squareリーダーを手に入れる
Squareを利用するには、まずはSquareリーダーという端末を入手する必要があります。
この端末はこちらから手続きすると、なんとSquareが無料で送ってくれます。
また、すぐに手に入れたいという方はローソンやビックカメラ、Apple Storeでも取り扱っており、980円(税込)で販売されていますが、後にSquareから1,000円が振り込まれるというボーナスコードが付いて来るため実質無料になります。
現在はキャッシュバックキャンペーンを活用して実質無料になることもあるようです。
2. 初期導入費用は無料
「端末が無料ってその後に何かお金取られるんじゃないの?」とお思いの方もいらっしゃると思いますが、ご安心ください!
何と初期費用は本当に無料で、その他にも
・解約料も無料
・月額固定費用も無料
・銀行振込手数料も無料
と正に今までのクレジットカード決済システムの常識を覆す内容となっています。
3. 費用は3.25%の決済手数料のみ
Squareを利用して掛かる費用は3.25%の決済手数料のみです。
処理費用や与信料なども一切不要です。
例えばSquareで10,000円の決済がされた場合、あなたの口座には9,675円が振り込まれます。
4. 最短で翌営業日に現金に変えられる
みずほ銀行・三井住友銀行をSquareの利用口座として登録している場合だけですが、決済をした翌日の正午頃にはSquareからあなたの銀行口座に現金が振り込まれます。(平日のみ)
そしてもちろん、その際の振込手数料は無料です。
また、その他の銀行口座の場合でも木曜日から翌週水曜日までに決済した売上が翌週金曜日に振り込まれます。
そしてこちらももちろん、振込手数料は無料です。
クレジットカード決済なのにまるで現金のように扱えるため、資金繰り面でも安心です。
まさに至れり尽くせりですね。
5. 対応しているクレジットカード会社
Squareでは2015年3月現在、VISA、MasterCard、American Expressに対応しています。
JCBは未対応なので、日本人対象だと稀に利用できないことがあるかと思います。
また、中国の方をメイン顧客とする場合は銀聯カードという中国のカードに対応している事は必須になりますので、Anywhere(エニウェア)などのサービスをご検討ください。
Squareってどんな会社?
さて、こんな至れり尽くせりのサービスであるSquare(スクエア)ですが、どんな会社なのでしょうか?
実はSquareを設立したのはTwitterの共同創業者であるジャック・ドーシーという方です。
そして今アメリカではスターバックスに導入されたり、日本でもユニクロやタワーレコードでも導入された実績があるので信頼は十分と言えると思います。
1. スクウェア、米スターバックスでついにサーヴィス開始 « WIRED.jp
2. ユニクロ、モバイル決済サービス「Square(スクエア)」を導入。2013年10月11日(金)オープンの「ウルトラライトダウン スペシャルストア」で利用可能に – UNIQLO ユニクロ
3. タワーレコード、モバイル決済のSquareを音楽イベント物販でPOSレジとして利用開始 | Musicman-NET
初期設定もとっても簡単ですので、あなたのお店でもぜひ導入されてみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
クレジットカード決済システムの導入はお店も外国人観光客の方もハッピーになる要素だと思います。
2014年の外国人観光客の一人あたりの平均消費額は15万円ということでしたが、クレジットカードを利用できるお店が多ければこの消費額はもっと大きくなっていたかもしれません。
外国人観光客の方々が気兼ねなく旅行を楽しんでいただける環境を一緒に作って行きましょう。
イロドリでは外国人観光客集客を成功していただくための様々なサービスをご用意しております。
サービスの詳細はこちらをご覧くださいませ。
Squareを利用されたい方はこちらからどうぞ。
また、Squareの導入手順についてはこちらからどうぞ。
また、飲食店関係者の方はこちらの記事もぜびご一読ください。
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