【2017年版】インバウンド旅行者が訪れた人気の都道府県ランキング

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こんにちは。イロドリの福島(@maxafuku)です。

毎年多くの方々からご注目いただいている「訪日者数上位16カ国のインバウンド旅行者が訪れた都道府県ランキング」ですが、観光庁から2017年のデータが発表されたので最新版のランキングを作成いたしました。
※このデータは2017年確定値データを用いて弊社が計算をしたものとなります。
※「観光客」に特化して把握するために【観光・レジャー目的】の回答者データを参照しています。

【2015年】外国人観光客が訪れた人気の都道府県ランキング」では東京の1位独占状態が変わり始め、地方への訪問者が増えるなどたくさんの変化を見ることができました。

【2016年版】インバウンド旅行者が訪れた人気の都道府県ランキング」では大阪の人気が急上昇し、地方への訪問者もさらに増加しました。

2017年はどんな変化があったのでしょうか?

あなたにゆかりのある都道府県がどの国の人たちに人気なのか、ぜひチェックしてみてください。

なお、この記事ではトップ10までをご紹介いたしますが、「11位以降のデータも見たい!」という方はイロドリの無料メルマガ登録特典としてデータをプレゼントしていますのでぜひご登録くださいませ。
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さぁ、それでは訪日者数16位の国から順番に見ていきましょう。

各国の人気都道府県トップ10

16位 ドイツ [2017年訪日者数 195,606人]

まずは訪日者数が16位のドイツから見ていきましょう。

順位 都道府県 2016年
1位 東京都 (1)
2位 京都府 (3)
3位 大阪府 (4)
4位 千葉県 (2)
5位 広島県 (5)
6位 神奈川県 (6)
7位 長野県 (10)
8位 愛知県 (11)
9位 奈良県 (7)
10位 岐阜県 (8)


<ドイツはここに注目!>

(1)2015年から3年連続して長野県が急上昇(17位⇛10位⇛7位)

(2)2016年から千葉県が2ランクダウンし(2位⇛4位)、京都府(3位⇛2位)、大阪府(4位⇛3位)がそれぞれ1つずつランクアップ

(3)2016年から石川県がランクダウンし、TOP10圏外へ(9位⇛15位)

15位 フランス [2017年訪日者数 268,605人]

続いてはフランスです。

順位 都道府県 2016年
1位 東京都 (1)
2位 京都府 (2)
3位 千葉県 (3)
4位 大阪府 (4)
5位 広島県 (5)
6位 神奈川県 (6)
7位 奈良県 (7)
8位 兵庫県 (9)
9位 石川県 (11)
10位 岐阜県 (10)


<フランスはここに注目!>

(1)1位〜7位は2016年から変動なし

(2)2016年から和歌山県がTOP10圏外にランクダウン(8位⇛14位)

14位 カナダ [2017年訪日者数 305,591人]

続いてはカナダ。

順位 都道府県 2016年
1位 東京都 (1)
2位 千葉県 (2)
3位 京都府 (3)
4位 大阪府 (4)
5位 広島県 (6)
6位 神奈川県 (5)
7位 奈良県 (7)
8位 兵庫県 (8)
9位 長野県 (13)
10位 山梨県 (9)


<カナダはここに注目!>

(1)1位〜8位は若干の変動のみ。

(2)長野県がTOP10入り(13位⇛9位)

13位 ベトナム [2017年訪日者数 308,898人]

続いては2016年から訪日者数の順位を2つ上げたベトナムです。

順位 都道府県 2016年
1位 東京都 (1)
2位 千葉県 (3)
3位 大阪府 (2)
4位 京都府 (4)
5位 山梨県 (6)
6位 愛知県 (5)
7位 静岡県 (9)
8位 神奈川県 (8)
9位 兵庫県 (7)
10位 長野県 (24)


<ベトナムはここに注目!>

(1)長野県が大幅にランクアップ(24位⇛10位)

(2)茨城県がTOP10圏外へランクダウン(10位⇛17位)

12位 イギリス [2017年訪日者数 310,499人]

続いてはイギリスを見てみましょう。

順位 都道府県 2016年
1位 東京都 (1)
2位 千葉県 (2)
3位 京都府 (3)
4位 大阪府 (5)
5位 広島県 (4)
6位 神奈川県 (6)
7位 長野県 (12)
8位 石川県 (9)
9位 北海道 (7)
10位 岐阜県 (10)


<イギリスはここに注目!>

(1)長野県がランクアップ(12位⇛7位)

(2)奈良県がTOP10圏外にランクダウン(8位⇛11位)

11位 インドネシア [2017年訪日者数 352,330人]

続いては訪日者数が13位から11位になったインドネシアです。

順位 都道府県 2016年
1位 東京都 (1)
2位 大阪府 (2)
3位 京都府 (4)
4位 千葉県 (3)
5位 山梨県 (5)
6位 神奈川県 (7)
7位 岐阜県 (11)
8位 静岡県 (6)
9位 兵庫県 (8)
10位 奈良県 (14)


<インドネシアはここに注目!>

(1)岐阜県がTOP10入り(11位⇛7位)

(2)奈良県がTOP10入り(14位⇛10位)

(3)北海道がランクダウンしTOP10圏外へ(9位⇛14位)

10位 シンガポール [2017年訪日者数 404,132人]

さて、続いてはフィリピンに抜かれ2017年は訪日者数10位となったシンガポールを見てみましょう。

順位 都道府県 2016年
1位 東京都 (1)
2位 千葉県 (2)
3位 大阪府 (3)
4位 京都府 (4)
5位 北海道 (5)
6位 神奈川県 (6)
7位 山梨県 (11)
8位 沖縄県 (32)
9位 兵庫県 (13)
9位 福岡県 (9)


<シンガポールはここに注目!>

(1)沖縄県が大幅なランクアップ(32位⇛8位)

(2)山梨県(11位⇛7位)、兵庫県(13位⇛9位)がランクアップ

沖縄県への訪問者数が大幅に伸びた理由として、2017年11月に就航したジェットスターの直行便の影響が大きいと考えられます。
詳細なデータが公開されていないので、真相はわかりませんが、11月の就航セールで沖縄便を予約した人も多かったのではないでしょうか?

シンガポール初就航 那覇発、ジェットスター 11月から週3往復 – 琉球新報
格安航空会社(LCC)のジェットスター・アジア航空は1日、11月17日から那覇―シンガポール線を週3往復で新規就航すると発表した。那覇とシンガポール定期便の就航は初めて。同社の沖縄からの海外路線も初となる。片道運賃は1万200円からで、2日午前10時から特別セールで片道2998円の航空券を販売する。

9位 フィリピン [2017年訪日者数 424,121人]

2013年には108,351人だった訪日者数が2017年には約4倍の424,121人になり、9位となったフィリピンを見てみましょう。

順位 都道府県 2016年
1位 東京都 (1)
2位 千葉県 (2)
3位 大阪府 (3)
4位 京都府 (4)
5位 奈良県 (5)
6位 山梨県 (10)
7位 静岡県 (6)
8位 兵庫県 (8)
9位 神奈川県 (7)
10位 愛知県 (9)


<フィリピンはここに注目!>

(1)TOP10の顔ぶれは変わらず順位の変動のみ

(2)山梨県がランクアップ(10位⇛6位)

8位 マレーシア [2016年訪日者数 439,548人]

続いては訪日者数が堅調に伸びているマレーシアです。

順位 都道府県 2016年
1位 大阪府 (1)
2位 京都府 (4)
3位 千葉県 (2)
4位 東京都 (3)
5位 北海道 (5)
6位 奈良県 (7)
7位 山梨県 (8)
8位 兵庫県 (6)
9位 神奈川県 (11)
10位 静岡県 (12)


<マレーシアはここに注目!>

(1)京都府が2ランクアップし、2位に(4位⇛2位)

(2)1位と2位の両方に関西の府県がランクインしたのはマレーシアのみ

7位 オーストラリア [2017年訪日者数 495,054人]

続いてはオーストラリアです。

順位 都道府県 2016年
1位 東京都 (1)
2位 千葉県 (2)
3位 京都府 (3)
4位 大阪府 (4)
5位 広島県 (5)
6位 長野県 (6)
7位 神奈川県 (8)
8位 北海道 (7)
9位 岐阜県 (9)
10位 山梨県 (15)


<オーストラリアはここに注目!>

(1)1位〜9位は大きな変動はなし

(2)山梨県がTOP10入り(15位⇛10位)

(3)奈良県がTOP10圏外に(10位⇛13位)

6位 タイ [2017年訪日者数 987,211人]

続いてはすっかり訪日者数上位の常連となったタイです。

順位 都道府県 2016年
1位 東京都 (1)
2位 千葉県 (2)
3位 大阪府 (3)
4位 京都府 (4)
5位 北海道 (5)
6位 山梨県 (6)
7位 神奈川県 (7)
8位 愛知県 (10)
9位 兵庫県 (8)
10位 岐阜県 (13)


<タイはここに注目!>

(1)1〜7位は変動なし

(2)愛知県が2年連続でランクアップ(14位⇛10位⇛8位)

(3)岐阜県も2年連続でランクアップしTOP10入り(16位⇛13位⇛10位)

※「タイ人が1番訪れない都道府県は沖縄県!?聞けば納得の理由とは?」で書いた通り2014年、2015年とタイ人観光客が最下位続きだった沖縄ですが、2016年は最下位を脱出し34位になりました。
そして2017年2月からLCCのピーチによる沖縄-バンコクの直行便が就航した結果、さらに大幅にランクアップし、25位に入りました。

5位 アメリカ [2017年訪日者数 1,374,964人]

続いては2015年と同様に訪日者数5位となったアメリカです。

順位 都道府県 2016年
1位 東京都 (2)
2位 千葉県 (1)
3位 京都府 (3)
4位 大阪府 (4)
5位 神奈川県 (5)
6位 広島県 (6)
7位 奈良県 (8)
8位 北海道 (7)
9位 石川県 (9)
10位 長野県 (11)


<アメリカはここに注目!>

(1)1位〜9位は2016年から大きな変動はなし

(2)静岡県がTOP10圏外に(10位⇛15位)

4位 香港 [2017年訪日者数 2,231,568人]

続いては訪日者数4位で他の国と比べてリピーターが圧倒的に多い香港です。

順位 都道府県 2016年
1位 大阪府 (1)
2位 東京都 (2)
3位 千葉県 (3)
4位 京都府 (4)
5位 沖縄県 (5)
6位 福岡県 (7)
7位 北海道 (6)
8位 愛知県 (8)
9位 兵庫県 (9)
9位 大分県 (12)


<香港はここに注目!>

(1)1位から5位までは2016年から変動なし

(2)大分県がTOP10圏内にランクイン(12位⇛9位)

※震災の影響で2015年から2016年には10位から18位まで順位を落とした熊本県は2017年は11位まで戻してきました。

3位 台湾 [2017年訪日者数 4,564,053人]

続いては香港と同じくリピーターが圧倒的に多い台湾です。

順位 都道府県 2016年
1位 大阪府 (1)
2位 東京都 (2)
3位 千葉県 (3)
4位 京都府 (4)
5位 北海道 (5)
6位 沖縄県 (6)
7位 兵庫県 (7)
8位 奈良県 (8)
9位 福岡県 (9)
10位 長野県 (10)


<台湾はここに注目!>

(1)1位から10位まで2016年から全く変動なし

2位 韓国 [2017年訪日者数 7,140,165人]

続いては2016年から2017年にかけ200万人以上も訪日者数が伸びた韓国です。

順位 都道府県 2016年
1位 大阪府 (1)
2位 福岡県 (2)
3位 京都府 (3)
4位 東京都 (4)
5位 大分県 (5)
6位 千葉県 (6)
7位 沖縄県 (7)
8位 北海道 (8)
9位 兵庫県 (9)
10位 長崎県 (10)


<韓国はここに注目!>

(1)1位から10位まで2016年から全く変動なし

1位 中国 [2017年訪日者数 7,355,818人]

さて、最後は2015年に約500万人、2016年には637万人、そして2017年には735万人にまで訪日者数が伸びた中国です。

順位 都道府県 2016年
1位 大阪府 (1)
2位 東京都 (2)
3位 京都府 (3)
4位 千葉県 (4)
5位 愛知県 (5)
6位 奈良県 (9)
7位 山梨県 (7)
8位 静岡県 (8)
9位 神奈川県 (6)
10位 北海道 (10)
10位 沖縄県 (11)


<中国はここに注目!>

(1)TOP11の顔ぶれに変動なし

(2)奈良県が2016年から3ランクアップ(9位⇛6位)

まとめ

いかがでしたでしょうか?
2017年のデータを見て印象に残ったことは次の3つです。

1. 長野県の人気が拡大!
2017年のデータを見て一番印象的だったのが長野県です。
2016年のデータではTOP10に入ったのは上位16カ国中4カ国でしたが2017年には7カ国にまで増えました。

長野には元々、松本城やスノーモンキーなど、外国人観光客に人気のコンテンツがありました。
それに加えてスキーリゾートとして白馬村の人気がオーストラリア人からヨーロッパやアジアの国々にも拡大したことも増加要因の1つだと考えられます。

学生が消えた白馬村 “外国人村”での奇妙な「異文化体験」 | 文春オンライン

2. 大阪府と京都府の人気が加速
大阪府はベトナムのみランクダウン(2位⇛3位)しましたが、2016年に引き続き、訪日客数上位4カ国全て(中国・韓国・台湾・香港)で1位を獲得しました。
さらにドイツ、イギリスでもランクアップし、アジアに加えてヨーロッパからの人気も少しずつ高まってきていると言えるでしょう。

京都府は2016年から2017年にかけて訪日者数上位16カ国でランクダウンが一切なく、3カ国でランクアップと安定の強さを見せました。

そして、大阪府と京都府は16カ国でいずれも4位以内に入るという結果になりました。

大阪は食とショッピング、京都や奈良は歴史的な建造物や観光、さらに和歌山、滋賀、兵庫にも見るべきところがたくさんあります。
距離的にもコンパクトにまとまっているため、関西というパッケージ全体で人気が高まってきています。

そして関西人気の要因として、やはり関空の頑張りもあるでしょう。

外国人利用者数は開港時の7.5倍以上! 関空が関西にめちゃくちゃ貢献している件
こんにちは。イロドリの福島(@maxafuku)です。弊社のオフィスは大阪の梅田駅から徒歩圏内のいわゆるキタエリアにあるのですが、打ち合わせで難波や心斎橋のミナミにいくこともよくあります。何度もグリコの看板がある戎橋付近を通りますが、そこではたくさんの外国人...

つい先日、2017年度の決算報告がありましたが、増収増益で絶好調のようです。

関西エアポート、2017年度決算。営業収益2064億円、営業利益529億円の増収増益。東アジアの旅客と免税店売り上げが牽引 – トラベル Watch

3. 航空路線の新規就航は大きなチャンス!
今回のランキングで最も変動があったのが、シンガポール人が訪れた都道府県ランキングです。
なんと沖縄県は2016年の32位から一気に8位になりました。

これは2017年11月から週に3便運行しているシンガポールと那覇と結ぶジェットスターの直行便の影響だと考えられます。
シンガポールは2017年通年での訪日客数は404,132人で前年比11.7%増でしたが、2017年11月以降は11月が16.6%増、12月が13.9%増と平均以上の増加を記録しました。
この中に就航セールを利用して沖縄を訪問した人も多かったのではないでしょうか? 

また2017年2月からバンコクと那覇の直行便の運行が始まった影響もあり、タイでも沖縄県は34位から25位まで順位を上げました。

海外旅行を計画する上で「直行便があるかないか?」は結構大切な要素です。
実際に過去のデータを見ても、直行便の新規就航は確実にその周辺地域への訪日客を増やし、影響を与えています。

なので航空路線の新規就航情報を事前にしっかりとキャッチすることは非常に重要です。
常に情報収集し、対策することで競合他社よりも優位に立つことが可能になります。

ぜひ近くの国際空港の情報をチェックするようにしましょう!

2015年、2016年、そして2017年のデータを見比べてみると、各国の訪日客が訪問した都道府県にもかなり大きな変化が見えるようになりました。

あなたが注目している国、あなたが住んでいる都道府県はどうでしたか?

ぜひあなたのマーケティング活動にこちらのデータをお役立ていただければと思います。

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